友達がお金を返してくれない:お金も友情も失わないための対処法
いちばん難しいのは一度目の催促ではなく、二度目です。もう頼んだのにお金が戻ってこないとき、どうするかをまとめました。
読了 9分
頼みました。「もちろん、来週返すよ」と言われました。三週間が過ぎて、何もありません。しかも状況は前より悪くなっています。一度目の催促はもう使ってしまったからです。二度目は圧力に聞こえますし、沈黙のほうは「了解した」ように見えはじめます。
これは非常によくある場面なのに、ほとんど誰も語りません。ハウツー記事は友達にお金を返してもらうお願いの仕方、つまり一度目で終わっています。本当の問題は、そのお願いが効かなかった翌日から始まります。
この記事は債権回収ではなく、段取りの話です。裁判、督促状、時効といった話は一文も出てきません。ここで扱う程度の金額では、その道は得られるものより高くつきますし、友情のほうは確実に終わります。書いてあるのは、これからも話をしていきたい相手同士のあいだで実際に効くことです。
なぜそのまま居座るのか
悪意であることはめったにありません。これがいちばん大事な理解です。ここから、あなたが書く文面のトーンが決まります。
期日のない金額は、存在しないのと同じです。 「近いうちに返すね」は約束ではなく、意向にすぎません。何かが起きる日が決まっていないので、誰も遅れていると感じる日が来ません。期日のない40ユーロは、一年でも宙に浮いたままになります。
忘れているよりも、気まずさのほうがよほど強く人を黙らせます。 相手はしっかり覚えている、というケースがとても多いのです。ただ今は返せなくて、それを言い出せない。認めるほうが黙っているより難しいからです。黙っている時間が長くなるほど声をかけにくくなり、お互いが相手の動きを待つという悪循環ができあがります。
覚えている金額が人によって違います。 あなたは60ユーロだと覚えていて、相手は「たしか50ぐらい」だと覚えている。しかも二人とも正直です。共通の記録がないと、どの会話も数字の交渉から始まります。これは最悪の入り口です。返金の話が、事実をめぐる争いに変わってしまいます。
何かを書く前に、三つ確認する
ここでの5分が、一週間の気まずさを節約してくれます。
金額は確かで、示せるものですか。 「たぶんこれくらい」ではなく、根拠を説明できる数字であることです。請求書、レシートの写真、振込明細。それができないなら、催促ではなく、そこから始めてください。
そもそも相手は、まだ返していないと分かっていますか。 思っている以上によくあることで、特にお互いに何度か立て替えがあった場合はそうです。あいだに相手が食事をおごり、あなたがチケット代を出していたなら、相手の頭のなかでは相殺済みで、あなたの頭のなかではそうではない、ということが起こります。
本当にお金の話ですか。 もし半年前から二人のあいだに別のわだかまりが溜まっているなら、この金額は口実にしかならず、話はどのみち別のところへ流れていきます。その場合は二つの件を切り離して、もう一方から始めたほうがいいでしょう。
二度目の催促は、短く、期日つきで、逃げ道つきで
要素は三つ。それぞれに役割があります。
短く。 長い説明は告発のように聞こえます。二文で十分ですし、一文増えるごとに効き目は落ちます。
期日つきで。 これが一度目に欠けていた唯一のものだからです。「できるときでいいよ」ではなく、具体的な日を、しかもこちらから提案するのがいちばんです。
逃げ道つきで。 つまり分割払いや期日の先延ばしの余地を残すということです。事態を動かすのはたいていこれです。相手が面子を失わずに「今は無理」と言えるようになるからです。
いつ諦めるか、そしてどう諦めるか
いつまでも催促し続けることに意味はありません。期間をあけて二度催促し、分割払いも提案したなら、判断材料はそろっています。返せないか、返す気がないかのどちらかで、どちらにせよ次のメッセージが何かを変えることはありません。
そのときはお金か関係かを選ぶことになります。ずるずる引きずるより、自覚して選んだほうがいいです。金額を諦めるのは決断であって、敗北ではありません。何か月も開いたままにしておく代わりに、自分の側でその話を終わらせるということです。
ただし、金額を諦めることと、何もなかったことにするのは別です。今後に向けた唯一まともな結論は実務的なものです。この相手のためにもうお金を立て替えない、ということ。次からは各自がその場で自分の分を払う。それをわざわざ宣言する必要も、説明する必要もありません。
そもそも必要ないはずのこと
この記事に出てくる文面はすべて、遅れの穴埋めです。ずっと前に生まれた欠落を修復しているにすぎません。誰も共通の帳簿をつけていなかった。あなたも含めて。
精算がその場で記録され、双方から見えていれば、催促は必要でなくなります。誰かが誰かを追い立てるからではありません。この状況を嫌なものにしていたものが消えるのです。催促する人と催促される人がいなくなる。あるのは、二人が同じように見ている数字だけで、どちらもそれを守る必要はありません。
Kotissoはまさにそのためのものです。立て替えた人がその場で10秒で記録します。誰の許可も要らず、自分の残高を各自が見られます。グループの残高の合計はつねにゼロなので、すり合わせるべき「言い分」が存在しません。支出にはレシートの写真を添えられるので、金額が「記憶頼り」になることはありません。最後にアプリが、精算をゼロにする最短の道、つまり振込回数が最小になる方法を示します。
デリケートな話なら、精算全体を表計算ファイルやPDFに書き出して、そのまま送ることもできます。一項目ずつ書かれた資料なら落ち着いて話し合えます。記憶で言った金額は、こちらが弁明しなければなりません。
精算まわりはすべて無料で、Kotissoがお金に触れることはありません。貸しませんし、あなたの代わりに催促もしませんし、何かを取り立てることもありません。帳簿をつけるだけで、あとはあなたたちがやることです。
よくある質問
何回まで催促していいですか。 二回、少なくとも二週間はあけて、二回目は分割払いの提案を添えて。三通目のメッセージが持ってくるのはもうお金ではなく、対立です。
友達同士の貸し借りで、書面の確認をお願いするのは失礼ですか。 金額が大きいならお願いすべきですし、振り込むその場で言うのなら、疑っているようには聞こえません。あとから言うと話は別です。金額と返済日を書いたメッセージを一通、双方が保管しておけば十分です。三か月たってから書面を求めるのは、もう非難になっています。
数ユーロの話でも同じですか。 問題は金額ではなく、それについてどれくらいの頻度で考えているかです。毎週思い出してしまう5ユーロは一文の価値がありますし、本当に忘れていた50ユーロには一文も要りません。
返ってこないまま、一緒の旅行は続いています。どうすれば。 件を混ぜないことです。古い残高は別途で閉じて、新しい旅行ははっきりしたルールから始めます。日曜の夜に精算する、全員同じ条件で。出発時に決めた期日が不信感と受け取られることはありません。途中から持ち出した同じ期日は、そう受け取られます。
こういう状況は、そもそも避けられますか。 かなりの程度は避けられますし、疑いの話ではありません。必要なのは二つだけです。支出をその場で、全員に見える場所に記録すること。そして精算の日をあらかじめ決めておくこと。そうすれば貸し借りは発生せず、あるのは誰が誰にいくら借りているかという帳簿だけで、これは自然に閉じます。